仕事やプライベートの充実、勉強計画、ライフログなど手帳を使う理由はさまざまです。
手帳術や手帳の画像を見て「今年から始めてみよう!」と買ってきたものの、だんだんと書くことが少なくなりいつの間にか開かなくなってしまう……。
せっかく買った手帳なのに続けられず罪悪感だけが残ってしまった。
そんな悩みを持つ方は多いようです。
わたしも色々な手帳を試してみましたが、続けられずに終わったものもいくつかあります。
今回の記事では手帳を続けられなかった理由とその対策について書いてみました。
皆さんの手帳ライフのヒントになれば嬉しいです。
手帳が続かない5つの理由
- 手帳に何を書いていいのかわからない
- 書く内容を決めたがしっくりこない
- 手帳を開く時間が見つからない、書く暇がない
- 完璧主義すぎる
- 自分に合う手帳がわからない
手帳に何を書いていいかわからない
- 手帳を買ってみたものの、予定をちょこっと書いてあとは空白
- 空欄を埋めたくても何も書くことが見つからない
わたしも専業主婦のときに小さなウィークリー手帳を買ったのですが、子どもの検診や予防接種の予定ぐらいしか書くことがなかったのでよくわかります。
そのときはウィークリーじゃなくマンスリーでも十分でした。
書く内容を決めたがしっくりこない
- 予定、タスク、ひと言日記、天気や食事内容など、「この欄にはこれを書こう」と決めたものの、書いていても何だかしっくりこない
- ルーティンワークのようになっている
手帳のページのどこに何を書くか、具体的に決めて書き始めたけれど、書いていくうちに「これ必要かな?」と思ったり面倒になってきたりすることがあります。
わたしもバーチカル手帳に毎日の食事内容を書いたことがありましたが、健康上の不安はあまりないのでやめてしまいました。
手帳を書く時間が見つからない、書く暇がない
- 手帳を毎日書くはずが、忙しくて気がつくと忘れてしまっている
- 手帳を引き出しにしまいっぱなしで出すのが面倒
「後でこれを書こう」と思っていても時間が経つと忘れてしまうことがあります。
時間があっても手元になければ取りに行くのが面倒になることもあるでしょう。
完璧主義すぎる
- きれいな字、きっちりと色分けして書くはずが、上手くできずに書いたページを見るのが嫌になってしまう
- ネットで見た画像のようにデコレーションしたいが思うようにできない
- 書き忘れて空欄や空白ページが多いと嫌になってくる
手帳の書き方見本やインスタグラムなどできれいなページを見ると真似したくなりますよね。
でも思い通りに書けないと、見返したときにがっかりしてしまいます。
なかなか理想の手帳ページにならないとやめたくなるかもしれません。
自分に合う手帳がわからない
手帳の種類が多くてどれを使えばいいのかわからない
このブログの過去記事でも紹介しましたが、手帳の基本的なフォーマットは8種類、さらにメーカーのオリジナルのフォーマットもあります。
手帳初心者の方はとりあえず買ってみて書き始めても、自分に合っているかわからず「これでいいのかな」と悩むかもしれません。
手帳を続けるための対策
完璧主義を捨てる
- 手帳に空白ができても気にしない
- 書けなかった理由をひとこと書く
- シールやマスキングテープなどで空白を埋める
時間がなくて手帳が書けなかったり、自分で決めたルールどおりに書けなかったりすると、がっかりした気持ちになります。
完璧主義すぎる人はそのページを見返すと自己嫌悪に陥ったりするかもしれません。
でも書けないこともある自分を受け入れてみましょう。
空白が気になるなら、書けなかった理由をひとこと書いてみたり、シールやマスキングテープなどで埋めてみるといいでしょう。
書き方が合わないと思ったら変えてみる
- ライフログをつけるのが面倒ならやめる
- 予定やTO DOリストはスマートフォンを使う方法もある
天候、食事、運動や勉強の記録など、書く欄を決めて毎日記録を残していても、段々面倒になってしまうことがあります。
面倒になるのは書く必要ないからと割り切って、やめてしまいましょう。
わたしは薬を毎日飲まなくてはいけないので、飲んだ後に手帳でスタンプを押していましたが、習慣づけができたのでやめました。
また、予定やTO DOリストはスマートフォンのアプリを使う方法もあります。
手帳よりデジタル機器の方が使いやすい場合はそちらを利用すると良いでしょう。
TO DOリストは手帳に書いて終わったらチェックを入れるのが通常の書き方ですが、書いた後にスマートフォンで撮影して手軽に持ち歩くという方法もあります。
手帳を書きやすいところに置く
- 手帳を常に書ける場所に置く
- 持ち歩き用のメモ帳を別に使う
書きたい時間に手帳が近くになければ忘れてしまうことが多いです。
仕事用の手帳はできれば開きっぱなしにして近くに置いておくと良いでしょう。
手帳を持ち歩きできれば一番良いですが、デスクワークの人がちょっと席を立っているときに用事を頼まれたりした場合、小さいメモ帳を持っていればすぐ書いておけます。
それを自分のデスクに戻ったときに手帳に転記すれば良いのです。
家の中では家事手帳やプライベート用の手帳はどこかにしまい込むのではなく、すぐ書けるところに置きましょう。
手帳タイムを習慣づける
新しい習慣を作るには、今行っている習慣とセットにすると良いそうです。
手帳タイムを食事の後、お風呂の後など、毎日していることとセットにすれば忘れにくくなると思います。
わたしはプライベート用、ブログ用など手帳が4冊ありますが、よく書き込むものは本棚には入れないで横置きにしています。
書きたいページを開いたままにすることも多いです。
手帳に合う筆記具を見つける
手帳の紙質は基本的にはしっかりしたものですが、ページ数の多い手帳は紙が薄いことが多いです。
また100円ショップの手帳はコスト削減のためかあまり良い紙質ではありません。
ボールペンの場合、線の太さやインクの種類がたくさんあるので、自分が書きやすく手帳に合うものを試してみた方が良いと思います。
文具好きの方々が自分のブログやYouTubeの動画で手帳の試し書きをしてくれているので、それを見て参考にすると良いでしょう。
きれいな字を書くコツを意識する
きれいな文字が書けず、手帳を見るたびに嫌になってしまうことがあります。
練習しないでいきなりきれいな文字を書くのは難しいですが、文字をそろえるコツがあるので気をつけるだけでかなり違うと思います。
色々なサイトや動画できれいな文字を書くコツを見ることができますが、こちらのサイトがわかりやすかったです。
【見本あり】字がきれいになる5つの方法 | 大人っぽく見せる書き方のコツ
参考にして文字を右上がり、すき間を意識して書いてみた文字がこちらです。
ちなみにわたしは仕事の手帳はほぼ殴り書きで、プライベートの手帳も字が小さく、あまりきれいには見えません。
アルファベットは漢字より単純なので少しはきれいに見えるかも?
手帳術の本を参考にする、レッスンに参加してみる
手帳術の本が色々出ているので読んで参考にするのもおすすめです。
わたしも本を購入したり図書館で借りたりして、10冊以上は読みました。
また、手帳の書き方講座もよく行われています。
オンラインで参加できる講座もあるので興味があれば参加してみてもいいでしょう。
決まった時間に予約するのが難しい方は、フェリシモの手帳術レッスンを利用してはどうでしょうか。
フェリシモは通販のサイトですが、手帳に使えるグッズも豊富で見ているだけでも楽しいです。
以上、手帳が続かない理由と続けるための対策について書きました。
手帳の目的や書き方は人それぞれで、自分にとって使いやすい方法を見つけるのは試行錯誤するしかありません。
一度決めた書き方にこだわるよりも、書きづらいと思ったら手帳や書き方を変えてみることをおすすめします。
手帳の選び方については次回の記事で詳しく説明したいと思います。
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