今までの記事では仕事や勉強計画に使う手帳の書き方を紹介しました。
でも家事に手帳を使われる方はあまりいないのではないかと思います。
その理由は、家事は毎日同じ作業の繰り返しでルーティンワークであること、専業主婦(主夫)の場合は予定が少ないので手帳に書き込むことがあまりないためではないでしょうか。
今回の記事では家事をよりスムーズに進めるための手帳の書き方を説明します。
家事手帳の書き方(週間レフト)
使ったのはキャンパスダイアリーの週間レフト手帳です。大きさはB6サイズです。
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まず左側の週間ページに縦線を引いて3つに分けます。
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左側から「PLAN(予定), HOUSEWORK(家事)」、「PAPA(パパ)」、「Yu-kun(ゆうくん・子どもの名前)」と記入。
右側のページは2つに分け、MEAL(食事)と記入しました。
次に週間ページに決まっている予定を記入します。
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家事欄にはゴミ出しの予定、パパの欄には出勤かリモートワークか、子どもの欄には学校の当番と習い事の予定を書きます。
家族の予定に合わせて家事やタスクの内容を家事欄に記入します。
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学校の予定、お弁当を作る日、自分の予定や買い物などの予定を記入しました。
この他にも掃除などやる日を決めたり、家族に手伝って欲しいことがあれば書いておきます。
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このように1週間ごとにすることを決めておけば、毎朝「今日は何をしようか」と悩む時間が省け、すぐに行動に取りかかることができます。
次に食事の献立の決め方です。
家庭での食事のメインは夕食ですが、毎日何を作ろうかと悩むことが多いと思います。
ここからフィルム付箋を使った献立の決め方を説明します。
使ったのは100円ショップのフィルム付箋です。
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まず肉、魚、野菜などのメニューをフィルム付箋に書き出していきます。
素材ごとに色分けするとわかりやすいです。
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次にこの付箋を日にちごとに手帳に振り分けていきます。
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これで1週間分の主菜と副菜が決まりました。
あまりきっちり決めないで3日ごとでも良いと思います。
メニューが決まったら買い物リストを作ります。
付箋やメモなどにメニューに必要な材料を書き出していきます。
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買い物しやすいように肉類、魚類、野菜類、その他に分けるといいでしょう。
献立を1日ごとに考えるより、数日分まとめて考えてれば買い物もしやすいと思います。
この付箋は繰り返し使えるので、手帳のメモページなどストックするページを決めておくと使いやすいです。
右ページの余った部分には簡単な日記を書いたり、来週やることを忘れないように書いておくといいでしょう。
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週間レフトタイプを使うととても書きやすかったのですが、他のフォーマットでも試してみました。
フリーバーチカル(週間ノート)
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週間レフトの場合は縦に項目を分けましたが、このフォーマットでは横に分けました。
日付の下に予定を書き、上から「HOUSEWORK(家事)」「パパ」「ゆうくん(子ども)」「MEAL(食事)」と項目を決めてそれぞれの予定を書きます。
下部は見たいテレビ番組や読書の欄にしましたが、日記などを書いても良いでしょう。
メニュー用のフィルム付箋は少し長いので、ミニタイプの付箋を使ってみましたが紙の付箋なのですぐにめくれてしまいます。
少々面倒ですがフィルム付箋を切って短いサイズにするとちょうど良く収まりました。
週間バーチカル
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日付の下に家族の予定を書きました。
パパはオレンジ色のマーカー、子どもは水色のマーカーを使って色分けしました。
こちらもメニューに小さめの付箋を使ったのですぐめくれてしまいそうです。
フリーバーチカルと同じようにフィルム付箋を切って使う方が良いでしょう。
バーチカル手帳は時間ごとの予定があまりないとスペースが余ってしまいます。
空いているスペースには、ひとこと日記や生活記録などを記入すると良いでしょう。
マンスリー
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100円ショップのマンスリー手帳もバーチカルと同じように家族の予定を色分けして書きました。
A5サイズのマンスリー手帳なら1日分のマスは大きいですが、食事メニューの付箋を貼るには小さいです。
そこで100円ショップの週間付箋を使って書いてみました。
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手帳は日曜始まりでしたが、この付箋は月曜始まりでした。
手書きも良いですが、いちいち書くのが面倒ならノートを適当な大きさに切り取って1週間分の枠を作ると良いでしょう。
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この手作りシートをページの空いている部分に貼ると献立が見やすいです。
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無印良品のフリースケジュール付箋紙がシンプルでおすすめです。
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メニューを書いた付箋を貼ってみるとちょっとスペースが小さかったので、こちらもフィルム付箋を切った方が使いやすそうです。
以上、家事手帳の書き方を説明しました。
ポイントは家族それぞれの予定を分けて見られるようにすることと、メニューを付箋に書いて繰り返し使えるようにすることです。
今回は一般的な手帳を区切る方法を紹介しましたが、家族向けにページを色分けや区切ってあるフォーマットの手帳もたくさんあるので紹介させていただきます。
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